常温タイプは高温多湿に注意

常温タイプのトランクルームには、屋外型と屋内型の2種類が存在します。屋外型は常温といってもコンテナ格納タイプが多いので、夏場はトランクルーム内が車内と同様に50度を超えてしまっても不思議ではありません。このため、高温に弱い荷物を長期間保管することには向いていないわけです。一方、屋内型の常温トランクルームは、少なくとも直射日光が当たる屋外ではないために室温は外気温程度が目安となります。そこで、ある程度長期保管に向いているわけですが、常温だからこそ湿度管理が行われているかチェックが必要です。なぜなら、換気システムが常時動いているかどうかで湿度の上下が決まってしまうので、カビが発生しやすい荷物の保管時には注意しなければならないからです。

冷暖房完備はコストとのバランスを考えよう

冷暖房完備のトランクルームならば、空調設備により常に一定の温度に保たれているので、温度変化に弱い荷物であっても長期保管に問題はありません。また、空調設備が動いていることで湿度も極端な変化が起きにくいと考えられ、カビの発生が問題視される荷物についてもある程度抑えられます。しかし、冷暖房完備のトランクルームは常温タイプと比較して利用料金が高額となりやすいので、コストと利便性のバランスを考えなければなりません。このため、トランクルームとして必要な体積がどれくらいあれば良いのか考慮した上で、必要となる容積を契約する必要があります。長期保管に適したトランクルームは、常に必要な容積を確保しつつ無駄なコストが掛からないようにしましょう。